思い出し旅行記 オリゼーとハロン湾 3/1 中越裏国境に挑む
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※ 文中のおカネの単位は 1KVND = 1,000 ヴェトナムドン/1MVND = 百万ヴェトナムドンです。


朝は超早い。6時に起きて6時半には出発。朝飯はキャンセル。
ホテルの支払いは 407KVND。 酒が入って重たくなった鞄を引っ張って駅へ向かう。
早朝のせいかバイクも車も少なく、駅までの道のりは捗る。
ロンビエン駅には出発のちょっと前に到着。
列車は5両ですべて木のベンチのハードシート。早速持ってきた座布団を使う。
車内にホトンド人は居なかったので、早速動画を撮影しやすい座席に移る。
列車は定刻通りに出発。朝のロンビエン橋はバイクの洪水になるので
大変良い動画が撮影出来て満足である。橋を渡り新しい街並みを超えるとザーラム駅。
ザーラム駅に留置されている中国国鉄の軟臥車は4両もあった。

線路は別れてドンダン方面へ。朝飯の代わりは車内販売でスナック菓子を買ってみた。
20KVND。なんと売られていたのは亀田製菓の歌舞伎揚げ。マズい訳がないw
それだけでは物足りなかったので、日本から持ってきたカントリーマームも食う。
列車が北に向かうにつれ、明らかに寒くなってくる。最終的には日本を出発する時と
同じ服装にまで戻ったが、それでもまだ少し寒い。
だんだんと町や広い田んぼがなくなり、ふと気づくと列車は山岳地帯へ。
長い橋の上から眺める段々畑や、赤い花をつけた木がアクセントとなり
なかなか見ごたえのある車窓が続く。

ドンダンの一つ前のランソンはかなり開けた町。
そこから終点のドンダンまではまた山岳地帯をえっちらおっちらと進み
着いたドンダンの駅前は何もない小さな町だった。
国境駅だけあって駅舎だけは立派だった。ランソンからもっと近いかと思っていた。
列車を降りると早速セオムに捕まる。どうにも英語が通じないが、
なんとか国境まで行ってくれるようだ。50KVND で契約成立。
写真を撮るからちょっと待っててねと言っていたら、ドライバーは自分のバイクを
ホームまで持ってきてくれた。駅を出るとガタガタ道でガンガン揺れて怖い。
明らかに過積載w 駅前商店のおばちゃんは、その様子を見て笑っているw
しばらくすると左手にドンダンの町が。ここがドンダンの中心のようだ。
駅を離れて舗装された幹線道路からは、過積載のバイクは順調に飛ばす。
逆に怖いぐらいw国境から 300m ぐらい離れた地点で係員に強制的に降ろされる。
どう考えても、ドンダンの駅からここまで歩くのは無理な距離だと思う。

ヴェトナム側のデカい国境ゲートはまだ建設中だった。
それを抜けてイミグレへ。意図せず出国エリアの方へ来てしまったが、通路を逆流して
出国検査の列に並ぶ。行列に並んでいるのは半分中華で半分ヴェトナム人か。
割り込んでくるヤツも普通にいるけれど、普通に並んでいる人が「ちゃんと並べ!」と
注意する程度には秩序が保たれている。それでもフォーク並びを強制させないと
大混乱すると思う。出国待ちは 20分ぐらいかかった。
並んでいる間、謎のおばちゃんがひでのふや他の並んでいる人に声を掛けていた。
少なくとも英語でなかったので無視したが、あれはおそらく両替屋なのだろう。
列に並んでいる少なからぬ人が、おばちゃんについて列から離れて行っていた。

出国検査時に何度も自分のパスポートを機械に掛けられていて少しアセるが
ここは難なくクリア。余った 200KVND あまりの現金は免税店で高いチョコに替える。
そこから中国の入国検査場までの電動バスには乗らず、歩いて中国側へ。
高い場所に何かモニュメントがあったが、荷物を引っ張ったまま行くわけにも行かず
パス。さっき車窓から見た赤い花を付けた立派な木が植えられている。
中国側の入国検査は行列無し。大半の中華は自動ゲートで抜けて行く上
ヴェトナム側で行列ができているからそうなるのだろう。

しかし中国入国時に初めて入国検査官に捕まる。
中国に来るのは初めてか? 古いパスポートは持っていないのか?と聞かれる。
とりあえず旅程表を見せ、それに沿ったチケットやバウチャーを見せたら
納得してくれた。最後に中国には何をしに来たんだ?と聞かれたので
定番の Sightseeing と答える。入国時にこれを答えたのは初めてかもw
こんなことを聞かれたのも、古いパスポートがまだ有効期間内だからであろうが。
ちなみに中国入国時に必須とされる入国カードは書かずに入国したw

友諠関は完全に中国側の施設になっていた。
さすがにここをスルーするのは何なので、階段の脇の目立たない場所に鞄を置いて
関に登ってみる。上からの眺めは大変素晴らしい。まさに天然の要害と言えよう。
この辺りで長年使ってきた鞄のローラーが壊れたことに気が付く。
まだローラーは回っているが、固い内芯がむき出しになっているので滑るし
そのうち内芯も削られて使い物にならなくなるであろうことは明白である。
友諠関は有料の観光施設になっているが、そこを抜けるとさっそくタクシー攻撃。
とはいえ、ハラが減っていたので近くのサービスエリアみたいな場所の食堂で飯。
焼きビーフンチャーシュー入り 15元。唐辛子を見せてきたので「少な目で」と
お願いする。店の人は日本人だと判ると
「日本人はご飯食べるときに正座して食べるんでしょ?」と言ってきたので
プラスチックの椅子の上で正座して食べてやるとかなりウケたw
また、別の店でボールペンを買う。2本で 6元。店で凭祥に行くバスは無いの?
と聞いてみたら、タクシーしか無いとのこと。
店の人に案内されてタクシー運転手を紹介してもらい、タクシーで凭祥駅へ。
タクシーはちゃんとメーターでボッタくりは一切無し。30元。
友諠関から凭祥までは 20km 以上あるので、歩いて行くのは不可能である。
タクシーは高速道路をかっ飛ばしてあっという間に凭祥駅に到着。

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まずは駅で切符の引き取りと、南寧までの切符を購入。
切符の引き取り手数料 5 元と、南寧までの硬座が 27元。
ここでも窓口の姉はスマホのゲームで遊んでいたw
駅を出るときに行李寄存は無いのかと聞いてみると、やはり無いとのこと。
仕方がないので重い荷物を引き摺って ATM 探し。
インパール大作戦の時に卸した人民元 300元がほぼそのまま残っては居るが
この先を考えると明らかに手元不如意なので何とか手持ちを増やしておきたい。
ようやく1件見つけたが。VISA も JCB もダメ。
途中大きなスーパーがあり、ここに ATM が無いかなと思ったがやっぱり無い。
トイレだけ借りてまた ATM 探し。結構歩いたらもう4時半である。
街外れのバス停まで来たが、どうもやはり ATM は見つからない。
バス停には「終バス 18:30」と書いてあるので、あまり時間は無い。

とりあえず、本日の目的地である浦塞にバスで向かうことに。
浦塞は外国人立入禁止の街とされ、ホテルは安いがホテルに泊まっていると
警察が部屋まで事情聴取にやって来ると噂される街である。
最悪浦塞でホテルが見つからず、凭祥に引き返す可能性もある。
浦塞行きのバスはすぐにやってきた。アピールしないと止まんないけどw
バス代 2元をコインで支払うとなぜか凄い文句を言われる。
コインは料金箱へは入れず、ダッシュボードにほったらかしである。
他に乗ってくる乗客も全員1元札で支払っているところを見ると
やはり南方の人民はコインを嫌うと言うのは本当だったのか。
バスは浦塞の街の手前にあるゲートで一旦止まり、警察が中を一瞥しただけでスルー。
おそらくタクシーだとこう上手く行かない可能性がバスより高い。
そしてバスは無事浦塞に到着。目の前の天宝大酒店に飛び込む。

天宝大酒店はかなりデカいホテルだが、やっぱりフロントでは英語は通じなかった。
筆談はなんとか通じたので、一泊泊まれるか聞いてみる。
日本人は追い返されるかなぁと思ったが、無事チェックインできた!
168 元で保証金は 300元も取られる。
次はバスから見えた中国銀行の ATM へ行く。
さすが中国銀行。難なく JCB で現金をゲット!

部屋に戻って荷物を整理し、とりあえず街を一周してみる。
浦塞は小さな町で、隅々まで回っても2時間とかからない。
えびちゅのお土産で何かいいものがないかなと探したら、木彫りの立体パズルが
売られていたので買う。なんとたったの 10元。後日日本で同じものがネットで
売られているのを見たが、それに付いていた値段は 1500円である。
旅に出てこう言う物を手に入れると本当に嬉しくなる。
今日も重い荷物を引き摺りまくってつかれたので、部屋に戻って日記を書いたり
近くのスーパーでだいずのお土産を買いに行ったりする。
だいずのお土産は中国のパトカーにした。どこでも売っていそうな感じのものでは
あるが、経験上、余裕のある時に買っておかないと後で買うことはできない。55元。
中国らしく、買ったパトカーの梱包をばらして実際に動くことを確認してから
売ることになる。動くことは確認したが、なかなか梱包を元に戻せなくて苦労した。

夜もいい感じに更けてきたので、外に飯を食いに行くことに。
浦塞は町のど真ん中に通関用のデカいトレーラーの駐車場があり、
ドライバー向けに沢山の美味しそうな中華屋台が並んでいる。
どの店も、冷蔵のネタケースに肉や魚が居れられており、それを指さすと
適当なものを作ってくれるシステムのようである。
見慣れた鶏肉や豚肉もあったが、ここはと思いハチノスを選んでみる。
ここでも唐辛子を入れるか聞かれたので、少な目で頼む。
しばらく待つとなんか旨そうなハチノスの中華炒めが出てきたw
ピリ辛でもちろん美味い。白飯が出てこなかったので「みーふぁん」とお願いする。
美味しかったので白飯は3杯もお代わりしてしまったw 値段はちょい高くて 40元。

満足したところでシャワーを浴びて洗濯をして寝る。
このホテルもご多分にもれず、洗面所の排水が垂れ流しになっているのだが
排水溝の位置が悪くて洗面所の前に大きな水溜りができるのが不快だ。

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【友諠関の超え方】

具体的には、ハノイから南寧へ向かう方法となります。

▼ ランソンかドンダンに行く

→ バス
 ・ランソンは比較的大きな町なので、ハノイやハイフォンと言った近隣の都市から
 バスで行くことが可能でしょう。
 ・ランソンからはバスで国境近くのバスターミナルまで行くことができるようです。
 ・ハノイからは直接国境まで行けるバスもあるようです。

→ 列車
 ・DD5 列車。ロンビエン 7:05 発 ドンダン 11:40 着です。
 ・途中ランソンも通過しますが、ドンダンまで行ってしまって問題ないです。
 ・ドンダンに着いたら、待ち構えているセオムで国境まで行けます。50KVND。
 ・逆方向はセオムが居ないので、バスでランソンに行くしかないと思います。

▼ 友諠関を抜ける

→ バス
 ・国境近くのバスターミナルからは、緑色の電動バスで出国口まで
 連れて行ってもらえます。10KVND。歩けない距離ではないですが、ちょっと遠い。

→ 列車
 ・セオムで国境まで来た場合は、そのまま歩いて出国口を目指します。

・ヴェトナム側の出境手続きが終わったら、黄色の電動バスで中国の入国口まで
連れて行ってもらえますが、まあ乗らなくてもここは大した距離じゃないですw

・中国側の入国口を超えると、友諠関があります。
そのまま通過してもいいですが、1時間で概ね見て回ることができると思います。

▼ 凭祥・浦塞にて

今は友諠関から凭祥へは直接バスで行くことはできません
タクシー 30元。30分未満。
タクシーはたくさんいるので、見つけるのに苦労することは無いと思います。
・一方浦塞へはミニバスで行くことができます。本数・料金とも不明ですが
存在することは間違いないです。
・浦塞から凭祥は緑色の路線バスで行くことができます。片道 2元。
15分おきに出発しているので、それほど待たされることは無いと思います。
終バスは 18:30 とありますが、その後もミニバスやタクシーは豊富です。
・凭祥よりも浦塞の方が開けているイメージがあります。
銀行は浦塞の方が多いですが、凭祥は大型スーパーがあります。
ホテルは浦塞の方が立派なホテルが多いです。
浦塞に長距離バスターミナルはありません。
凭祥にはあるようですが、路線バスで行けるかどうかは不明です。

▼ 南寧へ向かう

・列車は実質1日1本で。凭祥 14:30 発 南寧 19:30 着。
あとは朝に、前日ハノイからやってきた列車に乗るしかないようです。
・DD5 列車でハノイからやってきて、同日に凭祥発の列車に乗り換えられるかは、
かなり微妙です。
物理的に不可能とは思いませんが、初めて行くなら乗継に失敗するケースを
念頭に置いていた方がよいと思います。

【2017/03/15】 オリゼーとハロン湾 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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