思い出し旅行記 オリゼーとスタン四連発 9/15 引きの強さを実感するの巻
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夜中どこからか蚊が入ってきてうるさくて眠れない。
そういえばオドモスがあったなーと試してみたらなかなかの効果だった。
もっと早く気がつけばよかった。
朝は7時に起きて朝食へ。
ホテルは明らかなツアー観光客で一杯で、日本人もぼちぼち見受けられる。
朝食はなかなかのラインアップ。おいしくいただくが、どれも食べたことのない味
甘い牛乳粥とか。
まずは現金入手の為に ATM を探しに行く。
ホテルから少し離れた場所にある銀行の ATM は、Visa のマークが入っていても
どうにも使えなかったんであきらめた。幸い、ホテルの中に入っている両替所が銀行の支店で、
スプレッド 7pips とレートも良好だったので 30USD ほど両替した。

今日の目的地ホジャンドまではそれほど遠くないので、ちょっとだけチョルスー市場に観光に行く。
まずは地下鉄にのってチョルスーへ。見よう見まねで無愛想なおばちゃんに現金を渡すと
トークンを手に入れることができた。噂では厳しい荷物検査があるとのことだったが軽くスルー。
こりゃあ電車の写真も撮れるかなと思ったが、警官が数人いる感じだったので諦めた。
地下鉄は昔なつかし吊り掛け電車で、旧ソ連時代のヤツを大事に使っている感じがする。
チョルスーの駅で出口から出るとすぐにチョルスー市場だった。
いきなりチェンマネのおっさんが出てきたが、もう用事はないのでスルー。
とりあえず市場の中をぐるっと見て回る。

おみやげになりそうなものも一部で売っていたが、あんな大きな焼物は持って帰れないのでスルー。
ドームの中は基本的に肉屋が多い。ピクルス売りのおばちゃんが如何にも韓国人顔のアジェンマだった。
2階もあったので登ってみると、いい感じにドームの中が見渡せて良い。
2階はナッツ売場になっていて、良い感じのお土産もあるけれど家人には不評なのでパス。
結局薬局で水を買う。3800 ソム。後で開けてみたらまた炭酸水だったw。
他にも安っぽいアクセ屋なんかがあったが、時間が無かったので寄らなかった。

また地下鉄に乗りホテルに戻る。駅からホテルが少し離れていて辛いw
チェックアウトするがカネは払わなくて良かったようだ。現地払いと書いてあったが...
市場ではホトンドカネを使わなかったので、両替所でドルに換える。
結局 28USD 買い戻して、それでも手元にはかなりのソムが残った。
それからホジャンドへの行き方を聞くが余り要領を得ない
鉄道で行くのが一番だと言っていたが、それが出来れば最初からそうしているが、
結局オイベックまでタクシーとなり、そっから先は自分で探せと言うことになった。
オイベックまで 110Km あってタクシー代は 50USD。やっぱ高いw
そもそもタクシーの運ちゃんは余り行く気が無く、帰りの費用も欲しいと言われてしまった。
チェックアウトは10時で出発は11時。少し手間取ってしまった。

タクシーは快調にオイベックに向けて飛ばす。
運ちゃんはホトンド英語が離せないようで無口なのが良いw
途中1時間ぐらい走ったところで休憩となった。
軽い昼食も兼ねてと言うことか、道沿いのヨーグルトスープの屋台に連れて行かれた。
日本基準の衛生的にはちょっとアウトな感じがしないでもないw
ヨーグルトは冷たくて酸っぱく、運ちゃんが塩と唐辛子を振りかけて居たので自分もそうする。
ちょっと塩を入れすぎてしまったかもしれないがw 
ヨーグルトの中には発芽しかけたばかりの麦のようなものが入っている。
これも何かに例えるのは非常に難しい味w 美味しいが、好みは分かれると思う。

道沿いの景色は綿花畑と荒野が広がる。
たまに現れる地割れのような渓谷と紫の花に興味を引かれる。
タシュモレ湖のダム道を通った時は、運ちゃんもどうだすげえだろ的な声をかけてきた。
2時間ぐらい走ってオイベックに到着。途中と行く先に同じベゴボットとゆー場所があり、
最初のベゴボットを通過したときはちょっとアセったw
運ちゃんが周りの人に話を聞き、ゲートの先のタジキスタン側に乗合タクシーがあるので
それに乗れ。一人5ドルだ。と教えてもらった。早速ウズベキスタンの国境に向かう。
国境の最初のチェックポイントでパスポートを確認される。
難なく通過できたなと後ろを振り向くと、なんと同じ赤い帳面をもった兄ちゃんがw
「あれ?日本の方ですか?」と声をかけるとやっぱり日本人だったw

やっぱウズベキスタン日本人多いねえと思ったら、兄ちゃんはまさかこの国境で
日本人と会うとは思っておらず、ひでのふのことは中国人だと思っていた模様w
意気投合してウズベキスタンの国境に向かう。
レジストリーツィアはちゃんと持っていたがろくすっぽ確認されなかった。
肝心の税関も完全にスルーパスだったw 厳密な現金の確認はもう過去のものになったようだ。
それから暫く歩いてタジキスタン側へ。

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国境が見えなかったのでこの荷物引っ張って結構歩かされるのは辛いなあと思っていたが、
カーブのすぐ先に国境があった。兄ちゃんはなんと在タジキスタン日本大使館にお勤めで、
外交官では無いもののドゥシャンベ在住で当然大使とも面識のある人だったw
タジク入っちゃえばもうこっちのものなんですけどねw」と
もの凄いパワーワードに自分の引きの強さを実感する。
しかし、タジキスタン側の入国で「マルチビザの割に滞在期間が短い」とゆーことで、
ひでのふのパスポートを持ってどこかへ消えてしまった。
ひでのふはロシア語出来ないし、係員も英語できないので、たまたま居合わせた
英語ができるタジク人の兄ちゃんに状況を説明してもらった。
ちなみに窓口は一つしかなく、全員待たされることになるので超申し訳なさすぎる感じするw
結局、係員はすぐ戻ってきてなんてことは無く入国できた。

ここで兄ちゃんから「さっきのタジク人捕まえて一緒にホジャンドへ行こう」と
提案されたのでそれに乗ることにした。兄ちゃんがトイレに行っている間に、
さっきのタジク人が行こうとしてしまっていたので、ちょっとまって!と捕まえておいた。
とりあえず3人で税関を抜ける。ひでのふはソモニが1円も無いので、
レートが悪いと言う話の国境のチェンマネ屋で、10ドルで90チョイのソモニを買う。
そして国境の乗合タクシーの交渉をタジク人に任せる。
日本人の我々二人は通常通り25ソモニ。しかしタジク人は値切って20ソモニにしていたw
乗合タクシーは運ちゃん含めて5人なので少々窮屈だが耐えられる。
タジク人におまえ等これからどーすんだと聞かれたので、
自分はイスファラへ、兄ちゃんはドゥシャンベへ行くと言うと、
ドゥシャンベへは明日前の座席に座る、
タジク人のおばちゃんが行くから一緒に行くと良いと言われた。
兄ちゃんはいろいろ悩んでいたが、結局押し切られて一緒に行くことになった。

ホジャンドまでの道のりはずっと荒野が続く。
タジキスタン側に入ってからぐっと土地が荒れている感じがする。
やはり1時間程度でホジャンドに到着。乗合タクシーはバスターミナルのそばで降ろされる。
近くがタジク人の家があるようで、チョット待ってろと言い残し、
現れた時は自分の車で我々をホテルまで送り届けてくれた。
ホテルは自分が予約していた Khojand Deluxe で、宿の予約が無かった兄ちゃんも
面倒なので同じホテルに泊まることに。そもそもシングルの予約だったので、
タジク人が無理して同じ値段でツインにねじ込んだら地下室になったw

ここでようやくお互い名乗り合う。兄ちゃんはKさんと言う人であった。
タジク人の名前はタクシーで聞いていたのだがどうにも覚えられなかったが
後からシュフラットと判明した。
とりあえず荷物をおいてシュフラットさんお勧めの食堂へ。
旧ソ連らしく、セルフサービスのカフェテリア。もちろん英語なんか通じない場所だが、
シュフラットさんに色々面倒を見てもらって、サラダと具沢山のスープとカツレツを頼む。
Kさんもひでのふと同じぐらいの量を頼んでいた。
しかし、シュフラットさんはKさんの奢りにも関わらずナンと豆スープしか頼んでいなかった。
色々とシュフラットさんに話を聞かせてもらうと、出てくるのは自分の生活に関する愚痴だった。
欧州車に乗り、英語ロシア語含め7カ国語を話す人なので、結構いい仕事しているんだろうと
思ったがそんなことは無く、月の収入はたったの 110USD で、それでもロシアに出稼ぎに行っていた
頃は月に 2000USD は稼いでいたが、規制が厳しくなりできなくなってしまったとのこと。
格差とはこれほどヒドいものなのかと実感する。
3日3晩寝ていないと言っていたシュフラットさんには、さすがにこれ以上世話になるわけにも
行かないので、ひでのふの手みやげからお菓子をお土産として持たせて別れた。

我々もここから別行動と言うことにし、ソモニの殆ど無いひでのふがソモニ入手の為に
先に出かけることにした。ホテルから中心地までは結構離れていて、帰りのバスがどれか?
とゆーのを覚えて置くことにした。
ホテルはホジャンドの高級住宅街に位置しているせいか、ホテルから歩いて5分ぐらいのところに
良い感じのレストランがあったのでこれも覚えておく。それから川を渡り中心地へ。
お誂え向きにATMがあり、なんのマークも無かったが JCB はダメで VISA は行けたので
1000ソモニ手に入れる。川沿いに良い感じのシャシリク屋があったのでこれも覚えておく。
中心地の川側が公園になっていたのでぐるっと一周してみる。
太鼓を持つ兄貴の写真を撮ってやったら殊の外喜ばれた。
ちょうど川と山が一望出来る場所があったので写真を撮る。
また、この公園では結婚式をやっているカップルもいる。さすがに歩き回って疲れたので博物館へ。
外の遺跡も見れるのかなと思ったが、残念ながら屋内展示のみ。
外国人価格で15ソモニと高い割には展示内容はよくわからなかった。
その上、期待したクーラーも入っていなかった。
後からKさんに聞いた話だと、ちゃんと解説を受けると結構面白いとのこと。

とりあえず宿に戻ってKさんと晩飯の相談を仕様と思うと、戻る途中でKさんとばったり合った。
Kさんは前にホジャンドに来たことがあるが、あまり出歩かなかったとのことで
一緒に公園に行ってみることに。
公園の奥の方ではステージが繰り広げられていたので近づいてみると、
おまえ等も見ていけとばかり良い席に回されてしまったw
歩き回って疲れていたので、イスに座れてちょうど良かったってのもあるけれど、
ステージの内容もなかなかどうして素晴らしく、
レストランでやったらカネ取られる勢いのステージだった。

何より収穫だったのは、前回ウィグルで買った太鼓の音が、
上手な人が演奏するとあんな良い音が出るということと、
タジクの音楽はリズムが複雑なのを知ったこと。
またKさん曰く、タジク人とつきあうには踊りが踊れないと話にならんとのことw
そんな話をしていたら、我々二人が前方に引っ張り出され、二人して踊ることになったw
そしてヒーローになった我々は、いろんな人と写真をとることとなったw

丁度夜も更けてきたので、公園近くのレストランへ行くことに。
ハイネケンとナッツ盛り合わせと、シャシリクとナンを頼む。
本当は地ビールみたいのがよかったんだけど、注文はできなかった。
シャシリクは出てくるのにとても時間がかかった。
Kさん曰く、シャシリクはちゃんと焼く店は時間がかかるとのことだ。
二人でハイネケンで乾杯する。
隣のテーブルでジョッキのビールが出てきたのでそれも頼んでみる。
味はハイネケンの方が洗練されていうけれど、これはこれで悪くは無いw

シャシリクは肉はカタかったが、やはり肉に味がある。
日本ではなぜか食べられない味だと思っている。
Kさんから彼の波瀾万丈の人生の一部や、マルクスの話や、大使館の話なんかを色々と聞く。
旅行者にしてみると「大使館つかえねー」ってイメージがあるけれど、
大使館は一般国民の知らないところで日本のプレゼンス向上に日々努力している
とだけは言及しておきたい。
Kさんも帰りのバスの番号をちゃんと覚えていたが、結局タクシー15ソモニで帰る。
宿に戻ったKさんは「シャワーが自宅よりもちゃんと出る」と感動していたw

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【Kさんとシュフラットさんとした話】

▼ Kさん
・ひでのふを年下だと思っていた。ひでのふもKさんを20代ぐらいに思っていた。
・鶏肉はカンピロバクターにやられるので熱してあっても食うな。
・マルクスは経済学としては誤っているが、思想家としての評価が大きい。
・大使館に直接任期付きで雇われている身。いわゆる社会保障は何もない
・収入はタジク人ベースで行くと超高額だが、
同じ仕事をする日本人なら倍以上貰わないと割に合わない感じ。
・今回の旅行はウズベキスタン周遊3週間。休みと言っても逐一上司に状況を伝えていた。
国際援助は基本的にタジク側の要請で、自助努力が求められるため仕事はタジク人が仕切る。
病院の状況がヒドい。郡の中央病院の手術室ですらメスと鉗子しか無い有様。
旧ソ連時代の機材が更新できてない。
・援助資金を持ち逃げすると、権力を駆使して地の果てまで追い詰められるw
・その持ち逃げされた援助資金1千万円は、今でもアフリカのどこかに埋まっている。

▼ シュフラットさん
・娘3人息子一人。
・美人の奥さんは漫画みたいな巨乳
タジクはどこも賄賂漬けだが、彼らも給料が安いのでしゃーない。
・学校の費用が月70ソモニ。そして先生に賄賂を払わないと前の席に座れない。
・賄賂が酷く病院に通うのも大変。左手の甲の大きな火傷も自然治癒を待っていた。
・内戦の影響も大きく、タジクが中央アジアで一番立ち遅れているのはこのせい。

【2018/10/04】 スタン四連発 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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